27歳の教科書

27歳で知れてよかった働き方、人生観を綴っています。多くは「先生」と崇める恋人からの教えです。

他の誰かになろうとしなくていい

能力がないところは、無理に能力を育てようとせずに得意な人に任せる。

自分の能力を発揮できるところで活躍すればいい。

 

他の誰かになろうとしなくていい。

 

今回は、そんな教訓を得たお話です。

 

 

ここ最近、フリーランスのビジネスにもう1回挑戦するならどうやって収益化したらいいだろう?とすごく頭を悩ませていました。

 

恋人と同棲を始めるので、家賃や生活費を負担しなくちゃいけない。

それにはお金を稼がなきゃいけない。

 

またお客さんが来ないままだったら時間とお金だけなくなっちゃう。

でも、自分の好きなことでお金を稼ぐ経験もしたい。

 

そんなこんなで頭がパンクしそうになっていました。

 

夜、私の恋人兼雇用主の彼とベトナムのサンドイッチ「バインミー」を食べながら、正直に相談してみました。

 

「これから同棲するから私も生活費払うじゃん?でも、今あなたからもらってる仕事量とお給料だと、毎月ちゃんと負担できるか不安。自分でもう一回ビジネスやるにしてもお客さんが来るまで時間かかるし、少しでも金銭的な負担を減らせたらと思って、英語教えるバイトに応募してみた」

 

論理的で思ったことをストレートにいう恋人からどんな言葉が返ってくるのだろうとバインミーが喉を通らない私に、彼はこう言いました。

 

「ビジネスの能力がない人は、ビジネスできる人と組んで、その中で自分のできることを発揮してお金を稼いだらいいと思う」

 

グサッ。

 

要は、お金の稼ぎどころは小さいながらも会社を持っているビジネス頭脳を持った彼に丸投げして、私が自分のできることを発揮してお金を稼ぐ。そして、2人でビジネスを大きくしていくのがいいんじゃないかという提案でした。

 

ビジネスの能力がないと言われたときはやっぱりちょっと悲しかったです。

 

でも、特定の領域で、能力を持っていないからその能力を持っている相手を羨ましがったり無理にその能力を持とうとしなくていいのだと思えました。

 

苦手なことや能力がなさそうなところ、自分で言えばビジネスをするという能力ですね。この能力を、時間やお金をかけて育てなくとも「ビジネスが得意な人に任せる」。

 

そして、相手が作ったあるいは持っているビジネスの中に入り込んで自分の能力や強み、自分でいえば語学力や細かい管理、を発揮する。

 

苦手なことはそれが得意な人に任せ、相手が苦手で自分が得意なことをしてあげればいいんだと思えました。

 

そうそう。「1%の努力」で、ひろゆきがこう言っていました。

 

仕事をする人は、次の3タイプに分かれる。

① 0から1を生み出す人
② 1を10にする人
③ 10を維持しながら11、12……にしていく人

引用:ひろゆき「1%の努力」

 

無理して0から1を生み出す人にならなくても、0から1を生み出す人にくっついて1を10にする人になればいい。

 

他の誰かになろうとしなくていい。

 

自分のやりたいこと、好きなことで起業して生活するという経験はできなかったけれど、ひとまずお金を稼ぐというところはクリアできそうです。