27歳の教科書

27歳で知れてよかった働き方、人生観を綴っています。多くは「先生」と崇める恋人からの教えです。

リアル「会社は学校じゃねぇんだよ」を20代で経験できてよかった

「会社は仕事を教えるもの」。そういう先入観を無意識に持ってたのだろう。

 

映像制作の会社で、未経験の私なのにほぼ何も教えてくれない中国人ボス(彼氏)に不満が募っていた。

 

「こっちは業界のこと何も知らないんだから、ミスっても注意しないで優しく教えてくれたらいいじゃんか。」といつも一人でブーブー言っていた。

 

ーーー

 

「仕事任せたいなら、教えてくれたらいいじゃん。」ある日、飯能駅のホームでそう言った。

 

「上司は、一般的な業務は教えるけど全部は教えないよ。だって”自分より使えるやつだ”って、抜かれたくないじゃん。」

 

・・・・・・・・へ?

 

「んじゃ、中国語で新卒で働いてた時、先輩教えてくれなかったの?」

「教えてくれなかったよ」

「どうやって仕事覚えてったの?」

「盗み見てた」

 

どうやって電車に乗ったか覚えてない。

 

仕事の概念が、違いすぎる。

 

その後、もっと面白い話を聞いた。

 

「先輩に”何か手伝うことありますか?”とか聞かないの?」

「聞いてもいいけど、しない方がいいよ。”こいつは野心家だ(俺のポジションを脅かす)”と思われるから。一番いいのは、黙っていろんな仕事ができるようになることだね」

 

・・・( ^ω^ )計算がすぎる。

 

自分と違う考えを聞くと、そっち側の人の考えをもっと知りたくなる。

 

「会社 仕事教えてくれない」とかなんとかでググっていくうちに、グサリとくる英語の記事Quoraの回答を見つけた。

 

 

 

 

ソフトスキルというのが、いわゆる「学びたいという欲求」「情報を得ようとする姿勢」「いい仕事をしようとする姿勢」「クリティカルシンキングなどだという。

 

 

仕事は、必ずしも会社や上司が教えてくれるものじゃないんだ。

 

盗み見て、誰も知らない間に自分のモノにするんだ。

 

リアル「会社は学校じゃねぇんだよ」を20代で経験できてよかった。