27歳の教科書

27歳で知れてよかった働き方、人生観を綴っています。多くは「先生」と崇める恋人からの教えです。

できることとやりたいことは8:2でやる。

異端のススメ」を読んでから、そして、やりたいことで成果を上げられなかったこの1年を振り返って、「やりたいこと」と「できること」、2つの“コト“に対する心の折り合いの付け方にそれなりの答えが出た。

 

結論、できることを優先する。やりたいことは2番目にやる。

(本の中で林修先生が言ってたことそのままだけど・・・)

 

できること(=それでお金を稼げること)を8割

やりたいこと(=それで心が満たされること)を2割でやるのがちょうどいい。

 

 

やりたいことというのは、純粋な気持ちだ。

他人に「ちゃんと考えた方がいい」「それで稼げるの?」とアドバイスや心配をされようが、自分がやりたいからやりたい。

 

これは大事な気持ちであり、必要な感情だ。

だって、やっていれば心が満たされるから。心が豊かになるから。生活に色がつくから。

 

 

だけど、だ。

 

やりたいことだけを追求するのはある意味危険でもある。

 

成果が出ていなくても、生きていく上で必要なお金がギリギリになってまででも追い続けてしまうから。

 

やりたいことでフリーランスになってから本を読み、SNSを運用し、セミナーにも参加した。

 

「もうちょっと頑張れば」。

 

私はそんな気持ちで、約100万円あった貯金を1年で使い果たした。

 

やりたいことで稼げている人というのは、やりたいこと=できること=能力があることって言うふうに一致してたり、やりたいことで食ってけるようにするためのビジネス的な才能があるのだと思う。

 

私は恋人に言われるまでその才能がないことに気づかなかった。

 

 

話を戻すと、「まずはできることをやって安定的に収入を得ることを優先する」というのが私の結論だ。

 

じゃあ、心が満たされるやりたいことは?胸が熱くなるほどのやりたいことは?

どうすればいい?

 

心の欲求を満たすにはどうしたらいい?

 

林先生ならびに恋人の意見から答えをお借りすると、「小さくやってみる」のはどうだろうか。

 

やりたいこととできること

 

つまり、お金の関係が発生しない趣味やボランティアでやったり、副業でやったりするということ。

 

私の感覚で言うと、やりたいことは「その行為自体が心を満たしてくれる」のだ。

 

それでお金を稼げたらいいに越したことはない。だけど、それは難しいと言う現実がわかった今、趣味やボランティア、副業でやる。

 

そうしたら、稼ぎにはならないけど、心はちゃんと満たされるはずだ。

 

対して、できることは「報酬や自分の能力を認められることが心を満たす」。

 

自分の能力を発揮して、他者から感謝されつつお金を稼ぐ。

 

現実的になりすぎて、自分の心躍ることをしない現実寿司詰めギュウギュウな生活は苦しいし、「いつか成功するんだ」と現実を見ずに夢を追い続ける生活も、素晴らしいが結構ツラい。

 

適度に現実的な観点でいくと、できること8割、やりたいこと2割を軸にするのが良いのではないだろうか。

 

 

そんな考えに27歳で気づかせてもらえた自分は、人に恵まれているのかもしれない。